自粛生活と免疫力④
『自粛生活と免疫力③』の続きです。
新型コロナウィルスは、私たちの生活に大きな変化をもたらせました。マスク、手洗い、消毒、換気・・・様々な感染症対策が毎日報じられていますが。もう一つ大切な感染症対策があります。
『免疫力』について、見つめなおすきっかけになれば嬉しいです。
《腸内環境を整える》
免疫細胞の60~70%が腸管に集まっています。腸は食べ物と一緒に入ってくる病原菌やウイルスなどに体内で最も接するところ。
だからこそ大量の免疫細胞が、栄養や水分を吸収する腸の壁の内側に密集して、外敵の侵入に備えているのです。
外敵をブロックするだけではなく、腸の壁の中には外敵をわざわざ引き込んで迎え入れる部分があります。免疫細胞に触れさせて攻撃すべき敵の特徴を学習させ抗体を作り、次の侵入に備えます。
そして、学習を助けるのが腸内細菌であると考えられています。このように、腸管は“獲得免疫”の主要な舞台となっています。
腸内環境を整えることは、そのまま免疫力アップに繋がるといっても過言ではありません。そのためには、腸を冷やさないこと、自律神経系を整えること、特定の栄養に偏らないこと、そして規則正しい食事を心がけることです。また腸内環境を整える発酵食品や食物繊維発酵食品(ヨーグルト、チーズ、納豆、みそ、漬物など)や食物繊維(海藻類、キノコ類など)をうまく取り入れましょう。
《自然免疫を低下させる原因はこれだ!》
①気持ちの良い2度寝や朝寝坊
⇒副交感神経から交感神経への切り替えがスムーズにいかなくなり、免疫のはたらきも整わなくなります。
②休みの日は家でゴロゴロ
⇒不活動によって免疫活動も“不活性化”する恐れがあります。
③食べたり食べなかったり…不規則な食事や偏食
⇒腸内環境が乱れ、健全な免疫力を維持できなくなる。
④夜更かししてのパソコンや、ゲーム、テレビに夢中になる
⇒交感神経優位のまま副交感神経が抑制され、夜に免疫が低下した状態からの免疫力回復が遅れます。免疫は、日中の活動を活発にす
ることで免疫は高まります。
(朝一ばんのラジオ体操は、自然免疫を高めてくれる!)
自粛生活と免疫力⑤に続きます。
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